めそめそ妊婦ブログ

毎日メソメソしている妊婦の備忘録です

妊娠発覚

 

こんにちは。

めそです。

今回は妊娠発覚した時のことを書いていきたいと思います。

 

何を食べても気持ち悪い。生理に伴う吐き気がこんなに酷いだろうか?酔い止めも効かない。ストレスだろうかと思っていたが、どこかおかしかった。

胸騒ぎがした。

排卵していないと言われていたし、生理も来たし、妊娠するわけないと思っていたが、念のためと思い、ドラッグストアで妊娠検査薬を購入。

レディースクリニックに行く当日の朝に検査薬を試した。

 

すると…

 

うそでしょ…?

 

そこには陽性の線があった。

 

嘘だ????と思い、レディースクリニックで先生にこの旨を話した。

 

先生も、そんなわけない!とかなり驚いていた。

 

半信半疑でエコーした結果、胎嚢と、ちいさなちいさな赤ちゃんが確認できた。

 

妊娠していた。

 

どうしようもない吐き気はつわりだった。

 

おめでとうございます。妊娠5週です。と。

 

どうやら9月中旬に打っていた注射には、生理を起こす以外に、流産を防ぐ効果があったらしい。不幸中の幸い?

 

9月の心当たりは、何と1度だけ。

 

いろんな奇跡が重なったのだと思った。

弱音も吐かず、まともに休みも取らず、淡々と仕事をこなしていた自分へ、神様からのご褒美だと思った。

 

じゃあこの出血はなんだ?と不安になったが、切迫流産気味だが、もう出血も止まりかけているので、激しく動かなければ大丈夫と言われた。安心した。

 

初めてのエコー写真を貰い、帰り道はアカチャンホンポに寄ったりして、浮かれていた。

吐き気でご飯が食べられず、でもお腹が空いていたので、ショッピングモールのフードコートで大根とウィンナーだけのおでんを食べたのを鮮明に覚えている。ウィンナーは残した。

 

家に帰り、夫へエコー写真を見せた。

これ、なんだと思う?と、小さな小さな赤ちゃんを指差して聞いてみた。

「え?子供?」

と、半笑いで冗談めかした顔の夫がそう言った。

 

その通り!子供ができたよ!妊娠2ヶ月の、5週だって!

 

と伝えたところ、え?!と、驚きの声と表情。

やったー!とか、嬉しいー!とかじゃなくて、ただただ呆然とする旦那。

 

それも仕方がない。たった数時間前まで、子供ができないかも〜と妻は泣いていたのだ。

そんなわけないと思うのが普通である。

 

仕方ないが、若干寂しい気もした。喜んで欲しかったなと。後から聞いた話だが、子供欲しいね!作ろうね!できたら嬉しいね!という段階の気持ちに、夫は達していなかったと。そのフェーズだったらめちゃくちゃに喜んだが、その時は排卵もしていないと聞いていたので、まさかまさかの展開で、ただただ驚きだったとのこと。そうだよね。理解できる。

 

私だってそうだ。私が1番驚いていたのだもの。

 

つわりがすでにつらく、食べられるものも限られていたが、それ以上にハッピーで、死にたい、消えたいと思っていた心がピカーっと明るく照らされた心地だった。

 

もう何も怖いものなんてない。

この子がいてくれれば、私、無敵。最強。猛烈ハッピー。

と、頭お花畑だった。

これがマタニティハイ?

そういうホルモンてあるのかな。

よくわからないけれど、不思議なメンタルだった。

 

早速職場の上司に伝えた。

上司は喜んでくれたし、労ってくれた。

他の課員には心拍確認できてから伝えることになった。

妊娠発覚から1週間後には、心拍も無事確認でき、職場の一人一人に伝えて回った。みんなおめでとうという言葉をかけてくれ、ありがたかった。

 

異動して半年しか経っていないことが申し訳なかったが、三十路を目前にして、いいタイミングだったのだと、自分に言い聞かせた。

 

ペアの同僚には、話しかけるのが怖くて課員の中で最後の最後になってしまった。

これを伝えたら優しくなるかな?と淡い期待も込めて、なんとか伝えたが、私の考えは甘かった。おめでとうと声をかけてくれたが、口調の荒さ、態度の大きさは変わらず、些細なことで机をバンバン叩かれながら怒りをぶつけられたりした。

つわりでつらい私をよそに、電話にも出ず、私ばかり受けていた。

 

人事に確認したところ、4月から産休に入れるとのことだったので、あと数ヶ月耐えればこの職場とも、この同僚ともおさらばだ!と思うと、以前より頑張れる気がした。

束の間の心の平安が訪れた気がした。

妊婦だということに甘えていた部分があったかもしれないが、自分を責めて勝手に追い込んでしまう性の私には、それくらいが丁度いいと思うことにした。

 

しかし、ある事件?が起き、妊娠中のキラキラ前向きメンタルが崩れ去っていった。

 

 

読んでいただき、ありがとうございます。

 

次に続きます。