めそめそ妊婦ブログ

毎日メソメソしている妊婦の備忘録です

適応障害妊婦爆誕

こんにちは。

 


めそです。

 


1/8に産院に受診を勧められていた心療内科へ足を運びました。

 


今回はその記録です。

 


その心療内科は予約が不要なので、行きやすかったのですが、休み明け最初の診察日だったようで、待合室は混み、蜜も蜜で少し不安でした。座席数も少なく、隣の方とのディスタンスははかれず。

 


診療開始30分前に着いたのですが、すでに5人くらい待っている人がいました。

 


2時間程待ちようやく診察へ。

 


先生はおじさんとおじいさんの中間くらいの方。話し方など穏やかで、優しい先生でした。

以前かかったことのある心療内科は、先生が怖くて、そのイメージが抜けなかったので通院を躊躇してしていましたが、この先生だったらいつでも話を聞いてもらいたいと思えました。

 


今、どんな気持ちで過ごしていますか?

 


というのが第一声。なんと答えていいか分からず、1人でいると泣いてしまうことが多いと伝えました。

そして、妊婦であること、今回は産院に精神疾患が有れば、その治療の有無を診断書として提出して欲しいと言われ来たことを説明しました。

 


なんで泣いてしまうの?と聞かれ、妊娠や出産、コロナのことや職場のこと、体調も悪くうまく生活を送れないことがつらいと話しました。

 


出身や両親は近くにいるのか、義両親はどうかと聞かれましたが、どちらも遠方なのでなかなか協力は得られないと伝えました。

 


仕事はどこでどんなことをしているの?と聞いていただいたので、異動したばかりの部署で、なんとか仕事をしている旨、怖い同僚がいてなんとか耐えてきたが、子供ができてつわりも酷くなり、休みがちになり、徐々に仕事にいけなくなってしまったと伝えました。

ボロボロ涙が止まりませんでした。

自分だけなら体調悪くしても、なんとか耐えてこれたけど、お腹に赤ちゃんがいる状態では、そのストレスが子供に伝わって死んでしまったらどうしようと思うと怖くてつらくてどうしようもないと。

 


怖いと思う同僚はどんな人?何が怖い?と聞かれたので、イライラすると舌打ちをしたり、机や床をバンバン叩いたり、非常勤職員さんに対する態度が酷かったり、口調も荒くて…とつらつら話しました。

 


先生は、それは怖いよ、それは隣にいたくないよ、よく頑張った、よく今まで我慢しましたね…。他に何か不安なことは?と言われたので、コロナも怖くて怖くて仕方ないし、つわりも終わらなくて心身辛いと伝えました。

 


そうだよね、コロナも怖いし、妊婦になって戸惑いも多いよね、と。とことん寄り添ってくれる先生の優しさが刺さっておんおん泣きました。

 


あなたの今の状況は、職場の同僚というストレスによって、心身にさまざまな影響が出てしまっているから、一度職場から離れて、ゆっくり休んだ方がいいですね。

休職のための診断書を記入しますよ、どれくらい休めたらいいですかね?と聞いてくれました。

もう2度とあの職場には行きたくないと思っていたので、産休までの3ヶ月間…なんて、無理そうな話をしましたが、それくらい必要ですよと肯定していただき、産休までの休職となりました。

え?!本当にそんなにいいんですか?!と思わず聞いてしまいました。いいんですよと言われ、涙が止まりませんでした。

 


産院への診断書も書いていただいた。しかも、あまり転院したくないと伝えたところ、転院せずにのままの産院での検診を希望すると、一筆書いてくださって、とても優しくて泣いてばかりでした。

 


他に何かないですかと聞かれ、夜眠れないことが多いと話すと、漢方薬の当帰芍薬散をくださった。妊婦や、妊活している方でも飲むような、臍帯の血液の流れをよくする薬とのこと。

母子を守ってくれる漢方薬だ。素晴らしい。精神薬を飲まなくて済んだのです。

 


こうして適応障害妊婦が爆誕したものの、休職と診断いただいたら、心が軽くなりました。

 


ここまでにしよう。またいろいろ書きます。

読んでいただいてありがとうございます。

人を傷つける人

 

こんにちは。

めそです。

1月7日に書いたので、天気とか出来事が少しタイムスリップしています。すみません。

 

風邪がまだ治らず、くしゃみをすると赤ちゃんが動きます。

びっくりして起きちゃうんだろうな、可愛いな、うるさくしてごめんね。

 

先日旦那さんがお腹を触っているときに動いたので、旦那さんの手の上から押し返したら、また蹴ってくれて。

旦那さんも動いたことが分かったよって言っていて、嬉しくなりました。

 

さて、本日は心療内科に行く前日です。

 

朝からドキドキしています。

 

職場の怖い同僚のことがとても思い出されて、心臓がバクバクします。

 

世の中には、人を意識的に傷つける人と、無意識に傷つける人がいると思います。

 

前者は本当に意地の悪い人だと思います。でも、人を傷つけたという自覚があるはずです。

いつか悪いことをしたという自責の念に駆られる日が来るのではないかと思います。

 

しかし、後者はちがいます。

無意識なので、自分のせいで誰かが傷ついていることを知りません、知り得ません。

つまり、罪悪感などもなく、飄々と生きていけるのです。

隣で私がもがいてしんどくて死ぬことまで考えていたことを知りません。

 

今朝つらすぎて、

「人を傷つけた人 因果応報」

でググってしまいました。

 

こんな自分心が汚くなってきてしまっているなと思います。どんどん心が侵されている気持ちです。

どんよりしてしまいます。

いま、会社を休んでいるこの時、その人は一人で二人分の仕事をしているわけで。

もう既に因果応報なのかなと思ったりもします。私も同じくひどい人間になる必要はないのだけど、もしもその人が優しい人だったら、いや、せめて普通の人だったら、身重の身体を引きずってでも仕事に行けたと思うんだ。

こんなに休むことはなかったと思うんだ。

その人を助けなくちゃ!とか、一人でやらせてごめんね!私もはやく一緒に仕事するから!

ってならないのは、その人の今までの行いの報いかなって思ってしまいます。

前の会社では、今の会社に転職する前日まで、不安そうな同僚のために有休消化もせずに働きました。それはその人がとてもいい人で、好きだったし、応援したかったし、最後まで責任を持って引き継ぎたかったから。そしてその職場も好きだったし、上司も好きだったから。

 

こういうことなのか?因果応報。

あまり人を悪くいうと自分にも降りかかってきそうなので、もうやめよう。

 

今日はとても天気です。寒いけれど換気でもして、洗濯でも干そう。

外の空気は澄んでいて気持ちがいいなぁ。

 

旦那さんのおかあさんが、手作りのお餅を送ってくれて、お汁粉のあんこもおくってくれたので、今食べています。

甘くて美味しい。

お餅はそんなに得意じゃないけれど、お汁粉は好き。

 

体重が妊娠前より300g増えました。

これくらいならまだ太っても大丈夫だよね?

と思いつつ、だいぶ食べられるようになってきたから、調子に乗りそうで怖いので、様子を見ながら、身体を動かしたりしたいな。

 

心療内科で話すことを考えていたら、涙が出てきてしまった。4月から今までよく頑張った。

前向きに生きたい。

 

 

読んでいただいてありがとうございました。

 

また次回。

 

 

 

 

 

終わらないつわりと風邪

2021年1月5日に書きました

 

こんにちは。

めそです。

 

今日は朝ごはんに、旦那さんが気を利かせて買ってきてくれたランチパックと旦那さんが作ってくれたお雑煮をたべたのですが、全て吐いてしまいました。

 

今日から妊娠19週に入ったので、まだつわりが終わらぬことにショックを受けています。

 

また、1/2に祖母宅に泊まった際にかなり乾燥していたようで、元から大きな扁桃腺が二つある私の喉がやられたようで、そこから風邪をひきました。

ただでさえ妊婦は息苦しくてきついのに、鼻水がたくさん出たり詰まったりして呼吸がしんどいです。

 

身体が風邪で弱っているから吐いたのか、つわりなのかわかりませんが、とにかく心も身体も重いです。

 

家事ができずに家は荒れ放題です。

掃除洗濯片付け食事作り、何もかもできません。猫の足の踏み場もありません。

ただただ吐き気に臥せって寝ていることで1日が終わります。

 

1/2に「逃げるは恥だが役に立つ」の新春スペシャルドラマを見ました。

 

そこでみくりさんも、平匡さんも部屋が汚くて家事が行き渡らずに辛いと心を病んでいました。

うちはあの部屋1000倍汚い自信があります。

猫の毛まみれのラグ、出しっぱなしの衣類、ベッドには久しくシーツをかけていません。

こんなんで子供を育てていけるだろうか、否、無理である。到底無理である。

 

旦那は洗濯や料理はできるのですが、片付け掃除が大の苦手で、全くできません。妊娠前は私が全てやっていました。

 

私が臥せり、我が家のハウスキーパーは不在となりましたので、見渡す限り出しっぱなしのモノばかりです。

 

わたし、断捨離とかシンプルライフとかすごく好きなんです。暇な時はインスタでそれらのワード検索して記事を楽しんだりしていました。

いまはそれもとても辛い。綺麗な部屋を見るのが辛い。

早く快適で足の踏み場がある生活をしたい。

旦那は部屋が汚すぎていっそ引越ししたいと言っています。

いやいやいや、絶対に無理でしょう。

引越しできるならとっくに片付いているはずです。

 

赤ちゃんと過ごすには、この2LDKのアパートは狭いと感じています。

一部屋は旦那の趣味部屋なので、子育てに使える部屋は寝室とリビングのみです。

 

ベビーベッド置けるのかな、赤ちゃんの服とかグッズとかどこに置くんだろうとか、色々と悩みます。

旦那の部屋にある、部屋の半分を占領している懸垂機が憎い。

あれがなければ寝室の本棚やPC机を旦那の部屋へぶち込むのにな〜。

 

広い家に住みたい。

でもまずはこの家を最大限に活用できるように片付けがしたい!!!

それにはつわりや風邪なんかで寝ている場合ではない!!!

はやく良くなりたいな。

楽しい妊婦生活を送りたいな。

 

読んでいただいてありがとうございます。

また書きます。

 

 

 

最悪の年末年始

 

こんにちは。

めそです。

段々と時系列が追いついてきました。

今回は年末年始とコロナウイルスについて書いていきたいと思います。

 

【終わらないつわり】

 

年末はクリスマスもカウントダウンも横になって動けなかった。

食べても吐いてしまう状態がまだ終わらない。もう妊娠17週だったのに、まだきつかった。

両親がこちらにきてくれたのが幸いだった。身の回りのことをしてくれた。

 

特に大晦日はひどく、1日3回、朝昼晩吐いていた。頭痛も寒気もひどく、紅白歌合戦もうるさく思ってしまった。

年越しの瞬間も布団にくるまりうーうーうなっていた。

 

元日もひどかった。

母がせっかく作ったおせちも全て吐き、お昼に食べたジャンクフードも吐いた。

夜もほとんど食べることができなかった。

また1日3回吐いていた。頭痛も酷かった。

もう妊娠18週になっていた。

 

いつまで続くの?と新年早々泣いた。

つわりは魔の2020年においていきたかった。

 

しかし、元日の夜中くらいから調子が良くなってきた。

気持ち悪さはあるが、吐かない自信があった。

2日も3日も吐き気はあるが吐かなかった。

本当にそろそろつわりが終わるかもしれないと希望が差してきたのだ。

このまま吐き気がおさまり、つわりが良くなることを祈る。

 

 

コロナウイルス感染爆発?】

 

私は首都圏に住んでいる。

 

住んでいる市でも毎日何人か感染しており、コロナウイルスと隣り合わせである。

 

晦日の陽性者数には身体が震えた。

本当に多い感染者数だった。

それに伴い、妊婦のたらい回しや、入院すべき人ができていない状況があるという情報を耳にした。

 

1/2には、緊急事態宣言を1都3県が国に要望したというニュースを見た。

緊急事態宣言が発令されたら、妊婦の働き方は何か変わるのだろうか。

隣の席のペアの同僚がコロナ疑いだったことを思い出してまた震えた。

どうか妊婦は無差別に出勤停止にしてくれないだろうかと願う。

 

ワクチンも打てないらしいし、頑張って予防するにも限度があるよ。

在宅勤務もできないのだから、どうしようもない。できれば検診以外外に出たくない。

 

朗報として、母健連絡カードの、コロナ不安の項目が来年まで延長となった。

母体がコロナウイルスに対する不安を抱えて、ストレスになっているならば、在宅勤務か感染リスクの低い仕事へ配置換えか、休職することができる、国が定めた妊婦がコロナ禍で休職する権利である。

しかし、なんとも職場へ申し出しにくい。

誰しもがコロナは怖いだろう、自分だけではない…。

 

どうか妊婦は出社禁止くらいの強い発令を国にしていただきたいなって思う今日この頃。

 

自分と赤ちゃんに甘くいこう。

未来を担う赤ちゃんを安全に産みたい。

そのために、個人的には仕事を辞めたっていいと思ってる。

家計的にそうはいかないのだけれど、それくらいの強い意志で子供を守っていきたい。

 

休む口実ブログみたいになってて、なんか良くないかな?と思いつつ、今休まなければいつ休む?!とも思ったりです。

検診も1人、産む時も立ち会いできず1人、コロナ禍の妊婦はなんでも1人で乗り越えなければなりません。せめて1つでも不安を減らしたいと思うのはわがままでしょうか。

 

読んでいただいてありがとうございました。

また書いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

休職延長とコロナ第3波

 

こんにちは。

めそです。

 

現在もまだ休職中ということで、休職延長について書いていきたいと思います。

 

【休職延長】

休職終了の3日前、1番多く見ていただいていたお医者さんに検診していただき、赤ちゃんは無事に大きくなっているし、なんにも心配ないよと言っていただいた。それだけで涙が出るほど嬉しかった。おててをバンザイしたりして、たくさん動いている赤ちゃんが愛おしかった。

 

1番最初の妊婦検診を受けてくれていた先生だったので、私の精神面が気になっていたようだった。

10月下旬頃の最初の検診で、今まで精神的な病気の診断を受けたり、死にたい気持ちになったことはないかと聞かれていたのだ。

 

その時に念のため、心身症で5年前くらいに会社を退職していることや、今年に入ってずっと精神的に参っており、体調を崩していたこと、毎日仕事を辞めたくて、死にたいと思っていたことを伝えた。

 

しかし、その時にはマタニティハイで幸せすぎたため、他人事のように伝えていた。

先生は妊娠うつや産後うつのリスクが心配だからと、一度心療内科に診てもらい、かかりつけ医を見つけた方がいいとおっしゃっていたのだ。

 

そのうち受診しようとは思っていたが、つわりがひどかったことから、なかなか行けずにずるずると12月下旬になってしまっていた。

 

先生にまだ心療内科にかかっていないことを伝えると、絶対に受診し、治療が必要か不要かの診断書をもらってきてくださいと言われてしまった。

もし要治療ならば、ハイリスク妊婦となるため、小児科のある別の病院へと転院となるとのこと。

 

自宅からも近く、先生も優しいその病院から転院になるのは嫌だと思いつつ、今まで妊娠中に感じていたストレスを思い出すと涙が出てきたため、ちゃんと受診しようと決意した。

 

自分の仕事に対するストレスが、妊娠により見えなくなっていたようだが、ここにきてあらわになってきたように思えた。

 

それから先生に優しい言葉をかけていただいた。つらい妊婦さんをみんなで支えていきたい、そのためには、専門医にかかるのが1番。ひどくなる前に食い止めてあげたい、と。

 

仕事に対する気持ちが削がれていたとはいえ、お客さんや職場のためにもしっかりしなくちゃと思っていたため、年明けには復帰しなければと思っていた。

しかし、その先生は、この調子では年明けからの復帰は絶対に無理。せめて妊娠悪阻で1/11まで休職するか、コロナ不安で1/18まで休職した方がいいと言われた。

 

自分はそんなにひどく見えるのか、と思い、心療内科にかかることを約束し、職場にコロナ不安での休職を伝えるのは大変申し訳なかったので、妊娠悪阻で1/11まで休職を延長してもらうことにした。もちろんつわりも続いていたしね。

 

それから心の状態について考えることが増えた。

コロナも怖いし、何より職場で受けるストレスが怖い。お客さんからの暴言のようなクレームもたくさん、同僚からのお叱りもたくさん。

つわりが辛すぎて見えていなかった部分がダイレクトに心にくるようになっていた。

 

できることなら産休までずっと出社したくない。

仕事に対する責任もなく、甘い考えかもしれないが、自分と子供を守れるのは自分しかいない。ストレスも子供に伝わる。そのせいで死んでしまったら?コロナに感染したら?

その責任をとってくれる人は職場にはいないのだ、と考えるようになった。

 

 

年明けに心療内科に行こうと決意した日でした。

また休職延長できるのか不安だ…。

 

読んでいただいてありがとうございました。

 

次回に続きます。

 

 

 

妊娠悪阻で休職

 

こんにちは。

めそです。

今日はつわりフェーズ3と休職について書いていきたいと思います。

 

【つわりフェーズ3:何も食べれないのに吐く】

 

切迫流産の診断で4日ほど会社を休み、医師にも血腫はもうないよと診断を受けたため、さぁ出社だ!と気合を入れた月曜日。

 

起きた瞬間から気持ち悪くて、真っ黄色な苦味のある液体を吐いた。

私、オロナミンCなんて飲んでないよ?!?!

とパニックのなった。

 

調べてみると、胆汁を吐いたようだった。胃液じゃないんだ…。お腹に何もない時にに吐くのは初めてだったので、びっくりした。

 

そしてその日はそこでポッキリ心が折れてしまった。

 

泣きながら母に電話し、今日は休みなさいと救いの言葉をかけてもらったので、会社に連絡して、お休みを頂いた。

有給を5日使い、10連休となっていた。

こんなにも喜びがなく、つらい10連休は初めてだった。

 

翌日はなんとか仕事へ行き、自分にしかできない仕事をこなした。

相変わらず吐き気は続いていたがなんとか耐えていた。

そんな中、仕事でミスをした。

セルフ10連休している間にやり方が変わっており、これでは間に合わない、なんでもっと早くやらなかったんだとペアの同僚に怒られた。

 

やり方が変わることをすっかり忘れていたし、変わってから初めてやる仕事だったため、自分では防げなかった。

 

すみません、やりますと言ったが、私はもうあてにならないようで、ペアの同僚が勝手に上司に相談し、勝手に解決していた。

感謝すべきだったのだろう。

しかし、私がいない方が仕事がすんなり回るのでは?と考えるようになってしまった。

妊婦の私は足手まといでは?と思った。

 

その日はその同僚に何を言われるのか怖くて怖くてびくびく過ごしていた。

 

その翌日、また体調が悪くなり仕事を休んだ。

土日を挟んで月曜日、また起きがけに胆汁を吐いた。涙が止まらなくなった。

 

旦那に、仕事に行きたくないから気持ち悪くて吐くのでは?と言われた。

 

私が仕事に行きたくないというわがままで吐いていると思っているのか?

と悲しくなり、ますます泣いた。

その日は何かを食べようとすると吐き気がして、何も食べられなかった。

 

今思うと、仕事に行きたくないから吐き気がしていたのもあったんじゃないかな、と少なからず思う。ストレスでつわりは悪化するという記事も読んだし、旦那の言うことは間違っていなかったのかも。妊娠前も吐き気が止まらず胃痛がひどい状態だった。そのことを思い出した。

もともと精神が弱く、毎日死にたかったんだった。

 

同様の症状で、火曜日も、水曜日も休んだ。

それまであまり減らなかった体重もみるみる減っていった。

水分も吐いた。

シャワー浴さえ辛くて、3日に1度になった。

 

毎日毎日職場に連絡することが苦痛だった。

その頃にはもう妊娠15週で、普通の妊婦さんなら徐々につわりが治る時期であったため、上司にもまだ終わらないんだね、と発言された。

 

つわりが原因なのか、ストレスが原因なのかわからないが、眠りが浅く、深夜や、早朝に目が覚めた。なので、職場に電話する数時間前から気持ちが憂鬱になり、ついに電話する!となった時には手汗でスマホがぐしょぐしょだったし、心臓がドキドキした。電話口で申し訳なくて毎回泣いていた。

 

水曜日に電話した際には、上司に病院には行ったの?と聞かれ、その日に行こうとしていたため、その旨を伝えた。

 

【妊娠悪阻で休職】

病院に行ったら、また当たったことがない先生だったが優しかった。

つわりが辛いことや、つわりで何もできなかったり、仕事で迷惑をかけていることについて、精神的にも辛いことを泣きながら話したところ、2週間休職しましょうということになった。

 

先生が神様に見えた。後光が差していた。

 

これで毎日職場に電話することなく休める…心置きなく身体を休めることができる…と安堵した。

 

妊娠悪阻という診断名で診断書を書いていただき、帰路についた。

 

職場に再度ビクビクしながら連絡を入れたところ、上司もそんなにひどいのかと心配してくれて、自宅まで診断書を取りに来てくださった。

 

なんとか安堵の2週間を手に入れ、心にも余裕ができた気がするが、依然として治らないつわりに精神と肉体を削られ、やはり涙が止まらない日が多かった。職場に申し訳ないと言う気持ちがあったが、この調子ではまだ復帰は厳しいなという状況にあったため、休職が終わる日が近づくにつれて、更に体調が悪くなった気がした。

 

読んで頂きありがとうございました。

つわりは本当に辛いです。

 

次の記事に続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぶり返すつわり

 

こんにちは。

めそです。

 

今回はつわりフェーズ2について書いていきたいと思います。

 

【つわりフェーズ2:吐きづわり】

 

妊娠11週目までは食べづわりであまり吐かなかった。そして妊娠の12週は比較的吐き気も少なく、ついに1ヶ月半近く続いていたつわりが終わりを告げるかと思っていた。

 

しかし、妊娠13週からつわりがぶり返し、食べづわりが吐きづわりへと変貌を遂げてしまった。

 

吐きづわりは文字通り、食べたものを吐いてしまうつわりだ。

しかも空腹でも吐き気がするので、食べない選択肢もない。

会社でも何度か吐いたし、家でも食べたものを吐く日々が続いた。

それまで、吐いたとしても吐く量はそんなに多くなかったが、吐きづわりでは食べたものを全部ゲロゲロ吐いてしまうようになった。吐きたくても吐けないときよりは楽に吐けたけど、何度か喉が切れて血を吐いたりした。

また、数日に一度は頭痛+吐き気+寒気で身動きが取れなくなることもしばしば。特に低気圧の時や、満月や新月前後がしんどかった。

人間もまた自然の一部なのだろうか。

 

吐き気だけならまだしも、頭痛も合わさると最強タッグだった。

何もできずにただ寝たきり。吐き気のビッグウェーブが来ると洗面所の民と化し、そこで一夜を過ごすこともザラだった。

ご飯が無理になり、主にパンを食べていた。

栄養の偏りが心配だった。

 

赤ちゃんはスクスクと育っていてくれたのが救いだった。順調に大きくなってくれていた。

 

仕事も休み休みだが、コロナへの不安を抱えつつ、周囲に迷惑をかけない程度にはなんとかこなせていた。

 

 

【切迫流産】

11月下旬のある日、仕事中に上司から必要書類が見当たらないため、一緒に探してほしいと言われた。

自分も関わる書類だったため、断るわけにもいかず、立ったりしゃがんだり、時には重い箱を高い場所から下ろして中身を探したりしていた。

前任者に確認しながらなんとか書類を発見した。

その頃には2時間以上時間が経っていた。その間ずっと立ったりしゃがんだりの作業をしていた。

(小売業等に従事している妊婦さんからすると甘いですよね、ごめんなさい!)

 

その日の夜に茶色いおりものが少量出ていたことに気づいた。

翌朝再度確認すると、大量の茶色いおりものが出ていたため、パニックになり病院に相談したところ、すぐにきてください!と言われた。

 

赤ちゃんに何かあったらどうしようとガタガタ震えながら病院へ行った。

絶対に前日の書類探しのせいだと思い、やり切れない気持ちになっていた。

どうして配慮してくれなかったのかと上司を呪ったが、自分の身は自分で守るしかないんだと改めて思った。

 

いつもの医師ではなかったが、とても優しかった。

予約していなかったのにすぐ見てくれた。

何かした?ときかれたので、仕事の件を話した。

赤ちゃんは元気で無事だけど、血腫ができているから、しばらくはなるべくベッドに横になり、安静にしていてねとのことだった。

仕事はどうしたらいいですかと確認したところ、行かない方がいいですとのことだった。

 

丁度三連休だったため、両親が田舎から様子を見にきてくれた。

妊娠してから、つわりで食材の匂いがダメで、全く料理が出来ず、掃除や片付けもできていなかったため、部屋はゴミや服が散乱し、荒れ放題だった。母が掃除や料理をしてくれて非常に助かった。

旦那は料理はできるが、掃除はてんでダメな人なので、ホームキーパー不在の我が家だったのだ。

 

連休明けに上司に話し、その週は大事をとって休むことになった。

書類探しについては特に触れられなかった。そのせいとはまさか思っていなかったのだろう。

 

ますます仕事に行きたくなくなってしまった。こんな環境で産休まで働けるのか不安だった。

もっとひどい環境の中で働く妊婦さんはいくらでもいらっしゃると思うが、自分のキャパシティではこれくらいが限界だった。

つわりも終わる気配がなく、むしろ酷くなる一方であった。

 

吐き気と頭痛で身動きが取れず、生きることに精一杯だった。

シャワー浴すらしんどかった。

部屋が荒れ、料理もできず、旦那に何もかもお願いしていた。

そんな旦那も激務なため、もう無理…と台所の床に座り込んでしまうことがあった。

とても申し訳なくて、何もできない自分が情けなくて泣いた。妊娠中の過呼吸はとても苦しかった。

 

動きたいのに動けないジレンマ。

動きも鈍い、頭の回転も鈍い、物忘れが多くなった気がした。

そんな私を旦那は一度たりとも責めなかった。むしろ理解してくれた。

本当に感謝している。

 

どんどん自分が壊れていく気がした。

 

 

読んで頂きありがとうございました。

次回、つわりフェーズ3へ続きます。